名古屋市バス「事故隠し」239人処分のニュ−ス
以下掲載yahooニュースから
名古屋市営バスの事故報告書虚偽記載問題で市は10日、長谷川康夫交通局長を減給10分の1(1カ月)とするなど職員239人に対する処分を発表した。一つの案件で200人を超える職員が一斉処分されるのは初めて。河村たかし市長は「不適切な取り扱いを行ってきたことは誠に遺憾。失われた信頼を一日も早く回復できるよう全力を尽くす」とのコメントを出した。【福島祥】
239人のうち虚偽記載による処分者は計142人。長谷川局長が最も重い処分となったほか、3人が戒告、138人が文書訓戒、文書注意、口頭注意となった。残る97人は事故を起こした運転士で、不適正な事故報告ではなく、事故を起こしたことに対し口頭注意処分とした。
記者会見した横井了二人事課長は、問題が起きた原因について「事故処理、賞罰、事故削減の取り組みなどに問題があったのに、見直さずに前例踏襲したため」と説明。その一例として、10年6月に運転手が事故による乗客の治療代などを自己負担しようとし、乗客の指摘で発覚したことを挙げた。交通局はその際、各営業所に注意を呼び掛けただけで、制度は見直さなかったという。
横井課長は、今回の処分では実際に事故処理を担当した営業所職員よりも本庁で管理する立場だった幹部職員や、問題発覚後も制度の改善をしなかった10年度以降の在職者の責任をより重視したと説明した。
交通局によると、07年度以降、被害者の治療費や修理費を運転手が自己負担して事故を隠蔽(いんぺい)したり、報告書を捏造(ねつぞう)して事故を軽微に装うなど計269件の不正処理があった。
この問題を巡っては、県警は11年9月に道交法違反(事故不申告)容疑で営業所を、同12月に虚偽有印公文書作成容疑で市役所を家宅捜索。中部運輸局は今月7日、報告義務があった事故を届け出なかったなどとして全10営業所のバス11台を計210日間の使用停止とする行政処分を出した。
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